======================================================================

          *** 労務屋の労働雑感 ***

----------------------------------------------------------------------
           平成11年12月10日発行
----------------------------------------------------------------------

            <<< 労組の政治力 >>>

======================================================================

 中医協での、診療報酬の見直しがもめていますね。今現在の状況で 診療報酬を上げるということは、敢えて端的に云えば実質所得が減少 しているサラリーマンの手取りをさらに減らし、その分医師の収入を 増やすということですから、常識的には無理があるように思いますし、 それでなくても健康保険は破たん寸前ということもあって、支払い側 三者(健保連、日経連、連合)も大反対してますが、現状ではなんと 医師会よりか、良くても両論併記という結論になりそうな情勢なのだ そうです。
 つきつめれば医師会の政治力恐るべしということになるのでしょう。
となると、政治力には政治力で対抗するしかありませんが、財界は しょせんカネは出せても票は出せませんので、連合の政治力に期待が かかるわけです。
 ところが、いかに野党であるとは云え、総勢750万人の組合員を 擁する連合が、15万人の日本医師会に政治力で劣っているとは妙な 話です。医師会はまだしも、高く見積っても2万人くらいしかいない 特定郵便局長会より政治力がないというのは、どういうことでしょう。
 本日の報道によると、医師会は800万票は集票できると豪語して いるとか。これは大変なパワーです。連合は、果たしてどれだけ集票 できるのか?前回の選挙で連合の組織内候補がどれだけ得票したのか 知りませんが、あの学会への依存ぶりを見ると、連合単独でどれだけ 集票できたのかは怪しいものです。
 次回の選挙では、おそらく民主党は議席を増やすでしょう。これを チャンスに、組合員を投票行動、さらに集票活動に向かわせることが できるよう、連合の指導力を発揮してほしいものです。そのためには、 各単組の執行部や、さらには組合員自身も、相当の意識改革を必要と するでしょうが・・・。
 
======================================================================

◆メールマガジン「労務屋の労働雑感」(id=0000049801)

◆このメールマガジンは、労働ロビイストの作者が、管理職、人事労務担当者、
 組合役員、学生・研究者などの方々を対象に、人事・労務・労働などに関する
 話題を提供するものです。
 不定期刊ですが、おおむね毎週発行しています。

◆バックナンバーは、次のページからごらんになれます。
 http://www.geocities.co.jp/wallstreet/2659/mm/backn.html

◆登録・解除は、次のページからお願いします。
 http://www.geocities.co.jp/wallstreet/2659/mm.html

◆労務屋のホームページ:http://www.geocities.co.jp/wallstreet/2659 の
 「労働掲示板」に、ご意見・ご感想などをおよせいただければ幸いです。

◆メールアドレス:nagoyakuma@nifty.com

◆転載・引用を歓迎します。その際は、「労務屋の労働雑感」からの転載・
 引用であることと、まぐまぐのid(00000xxxxx)の記載をお願いします。

======================================================================

メールマガジンにもどる
バックナンバーのインデックスにもどる