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          *** 労務屋の労働雑感 ***

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            平成12年7月13日発行
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 かなり旧聞ですが…。

 今月1日に開催された国労の臨時大会が、執行部の方針に反対する一派の 抵抗によって混乱、休会するという騒ぎが起こったようです。
 先般、社民党と与党3党が、国労組合員など1,047人のjr不採用問題に 関して、「人道的見地から、国労がjrに法的責任がないことを大会などで 機関決定すれば、与党がjrに再雇用などを検討するよう要請する」ことを 合意しました。
 これに対して、国労本部は、「不採用組合員の原則復職、未払賃金の支払 などの経済的保証といった従来の国労の主張が受け入れられることを前提に、 解決促進のための苦渋の選択として、法的責任がないことを認める」という 方針を打ち出し、臨時大会の開催を決めたものです。
 その一方では、「法的責任がないことを認めることは到底耐え難い屈辱」、 あるいは「再雇用人数や解決金の額などの解決水準が明示されておらず油断 できない」などと反対する地本や組合員も多く、大会は最初から波乱含みで、 1時からの開催予定が、反対派の会場封鎖によって、大幅に開始がずれこみ、 午後6時になってやっと開会しました。
 討議も紛糾し、「この機を逃して解決はない」「やむを得ない選択」など 執行部を支持する意見も出る一方、大会代議員有志14人から「具体的解決 水準が明らかになってから改めて大会で判断」という、先送りの修正動議も 提出されました。そして、質疑が打ち切られ、原案・修正案の採決を控えて 書記長の集約答弁に移ったところ、反対派組合員数十人が、質疑打ち切りを 不満として壇上に殺到・占拠し、マイクを奪取・独占して抗議のアジを行う 一方、議長席や演壇をひっくり返したり破壊するなどしたため、会場は騒然、 混乱状態となったまま収拾つかず、ついに午後9時過ぎ、議長判断で休会と なりました。

 これを受けて、自民党の野中幹事長は、3日に予定されていたjr各社に 対する要請を中止。同日、国労本部は、「大会不成功は遺憾であり、責任を 痛感する。一連の大会破壊の暴力行為に怒りをもって抗議する」との趣旨の 声明を発表しました。

 これは今時めったにない珍しい話だろうと思うのですが、ニュースなどで 報道された形跡がないのは時代の流れというものなのでしょうか。たしかに、 何をやってるんだろうなあという話ではありますが。もう少しエネルギーの 使い道を考えたほうがいいような。
 
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