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====================================================================== *** 労務屋の労働雑感 *** ---------------------------------------------------------------------- 平成12年6月8日発行 ---------------------------------------------------------------------- <<< 連合がテレカ供出を呼びかけ? >>> ====================================================================== 連合は、昨年の定期大会で、職安法が労組には無料労働者供給事業を 認めていることを再認識し、「連合版ハローワーク」の構想を打ち出し ましたが、今のところ、具体化の動きはありません。 その最大のハードルはご多分に洩れず「資金」ということで、先日の 組織内の会合では、笹森事務局長が「たとえば、テレホンカード一枚を 連合傘下の全組合員が一枚ずつ寄付すれば35億円集まる」と発言した そうです。なかなか涙ぐましいアイデアではあります。 不況下で各労組とも組合員が減少、それにともなって組合費も減少と いった厳しい中で、加盟労組からの上納金だけで運営されている連合と しては、上納金をさらに値上げしなさいとも云えず、苦肉の策としての テレホンカード作戦ということでしょう。 ただし、それと同時に「単組の持つ闘争資金を、全体としての雇用の 維持のためにどのように生かすのか」という問題提起もしているようで、 本音は闘争資金の吸い上げにあるのかも知れません。とは言え、自身の 雇用確保の裏付けでもある闘争資金を、他の労働者、とりわけ未組織の 労働者のために使うというのも、単組サイドには抵抗感がありそうです。 それにしても、テレホンカードは、電話料金の支払いに充てることは できたように思いますが、nttでは換金はしてもらえないはずですし、 金券業者に持ち込むにしても、総額35億円分のテレホンカードをどんと 持ってこられて対応できる業者がいるとも思えませんよね。何とか換金 出来たとしても歩留まりはかなり悪いはずで、公称「8000万連合」にも かかわらず、7000万人分でしかない約35億円と云っているのは、この あたりを考慮しているのかも。 で、結局、集まったカードが、企業が作っているものばかりだったら、 これまたいささか間が悪いでしょうね。そんなことないか。 ====================================================================== ◆メールマガジン「労務屋の労働雑感」(id=0000049801) ◆このメールマガジンは、労働ロビイストの作者が、管理職、人事労務担当者、 組合役員、学生・研究者などの方々を対象に、人事・労務・労働などに関する 話題を提供するものです。 不定期刊ですが、おおむね毎週発行しています。 ◆バックナンバーは、次のページからごらんになれます。 http://www.geocities.co.jp/wallstreet/2659/mm/backn.html ◆登録・解除は、次のページからお願いします。 http://www.geocities.co.jp/wallstreet/2659/mm.html ◆労務屋のホームページ:http://www.geocities.co.jp/wallstreet/2659 の 「労働掲示板」に、ご意見・ご感想などをおよせいただければ幸いです。 ◆メールアドレス:nagoyakuma@nifty.com ◆転載・引用を歓迎します。その際は、「労務屋の労働雑感」からの転載・ 引用であることと、まぐまぐのid(00000xxxxx)の記載をお願いします。 ====================================================================== |