ilo
 国際労働機関(international labour organization)の略称。国連の専門機関として位置づけられている。労働条件の「グローバル・スタンダード」を決める役割がある。
 ここで採択された条約や勧告の批准を迫るという形で労働基準の改善をはかるというのが、労働運動の有力な手法となっているため、連合にとっては運動論的にも重要な位置づけを持っている。また、平成7〜8年頃には、日本の男女間賃金格差が大きすぎるということで日本政府(労働省−当時)が執拗にいじめられたりもした。その割には、マスコミなどでの扱いも小さく、世間ではあまり認識されていない。
 はっきり云って、やはり欧米型の価値観が絶対視される傾向は否定できず、国情を無視してそれを押し付けられるのは迷惑だという国もあるだろう。しかし、労働基本権の全世界的確立などのために尽力する姿勢は貴重であると思う。その精神はフィラデルフィア宣言に見ることができる。
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