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8月12日付読売新聞夕刊の「よみうり寸評」欄で、「子供を非行化させるコツ十か条」というのが紹介されていました。少年院で以前から伝えられてきたものだとか。その概要は、 ・幼い時から冷たく放りっぱなしにせよ ・欲しいと言ったら何でもすぐ買い与えよ ・間違いや失敗は理由を問わずしかり飛ばせ ・どこで何をして遊ぼうが気にとめるな ・よその子や兄弟と比較して「お前はバカだ、だれだれを見習え」を連発せよ ・忙しいのに食卓のだんらんなど無駄と思え ・善いことや努力をしてもめったにほめるな ・子供の前では決して夫婦間の意見を一致させるな ・お金こそ人生のすべてと身をもって教えこめ ・子供の前で常に法律、警察、学校、役所の悪口を言い、社会の決まりや公共 機関への敵意を植えつけよ というもので、最後は「以上のすべてを忘れても、いつも夫婦仲悪く暮らし憎しみ合い、できれば不貞を働き大人のエゴをむき出しにすれば、非行化は効率よく進む」と結んでいるそうです。なんとも殺伐たる内容で、学者や専門医のコメントのようなスマートさはありませんが、現場の経験から生まれたものだけに説得力があります。 それにしても、この十か条、ちょっと変えれば「社員を不良化させるコツ」にもなるような・・・たとえば、 ・入社、異動してきても仕事を教えるな ・予算はいくらでもつけてやれ ・結果が悪ければプロセスを聞かずに叱責せよ ・働き方については放任せよ ・同僚や前任者と比較して「お前はダメだ、だれだれを見習え」を連発せよ ・この時代ノミュニケーションは悪と思え ・成果をあげてもめったにほめるな ・部下の前で管理職が批判しあえ ・賃金、出世が人生のすべてと身をもって教えこめ ・部下の前で常に経営者や上司、取引先、顧客、他部署の悪口を言い、会社や 人事部への敵意を植えつけよ いやはや・・・シャレになりませんね。「以上のすべてを忘れても、いつも職場でガリガリと競争し、できれば同僚を出し抜いてエゴをむきだしにすれば、不良化は効率よく進む」。なんとなく、実務家の実感にもよく合っているような気も・・・。 みなさんの職場、大丈夫ですか? |